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国内マラソン大会5選

私がおすすめする関東圏のマラソン大会5選です。私はこの5つすべて走ってますので、個人的な感想を交えてまとめておきます。

この5つの大会は、東京から日帰り可、基本平坦なコースという2大ポイントを満たすマラソン大会です。

東京マラソン

3月第一日曜日に開催される日本陸連公認コースです。出走人数35,000人ほどで日本のマラソン大会最大です。東京のど真ん中、新宿都庁をスタートして東京駅がゴールという感無量のコースです。

観光地も網羅しており、新宿歌舞伎町、浅草雷門、東京スカイツリー、銀座、東京タワーなどを見ながら走れます。日本人だけでなく、外国人も大満足間違いなしのマラソンコースとなっています。

ポイントは、①スタートから6kmの下り坂は調子に乗らない(スピードを抑える)、②16km~25km間の9kmは細かなアップダウン8回、③30km過ぎから平坦なのでそこまで我慢。この3つを頭に入れておきましょう。

東京マラソンのコースは平坦で自己ベストを狙いやすい、初心者でも完走しやすい制限時間7時間(完走率は毎年96%前後)という事もあり、エントリーが大変難しくなっており、毎年12倍ほどの抽選倍率を突破しなくてはなりません。

東京マラソンはアボット・ワールドマラソン6メジャーズ(AbbottWMM)の1つで、6大会すべてを完走するとSix Star完走証とSix Star Finisherメダルを受け取る事が出来ます。6メジャーズとは、東京マラソン、ニューヨークシティ、ボストン、シカゴ、ロンドン、ベルリンの6つのマラソン大会です。

東京マラソン
私のガーミンデータ(GPS距離):42.83km

東京マラソン概要(年齢別、男女別の平均タイム他、私のレポート)

かすみがうらマラソン

4月第二日曜日に開催される日本陸連公認コースです。出走人数20,000人以上で参加人数は第六位。マラソンシーズンの最後の大会という方も多いのが「かすみがうらマラソン」です。

4月中旬なので、天候が不順で高い気温になったり、霞ヶ浦沿いの強風が吹くなど、気象状況に左右されやすい大会です。

私が走った2019年の4月は、気温16℃ほどで風も強くなく、とても良い環境で走る事が出来ました。上野から特急で45分~1時間ほど、土浦駅から歩いて10分とアクセスも良好で、東京からの日帰りも問題ありません。

かすみがうらマラソンは、地元の温かみのある大会で、応援の数、私設エイドの充実度、ゴール後の屋台やキッチンカーの多さ、参加賞も良いなど、大変良い大会だと思いました。

2019年4月の大会の参加賞はシューズケースもしくは地元名産品が選べました。参加賞が選べる大会ってあまりないので、これからも続けて欲しいですね。

コースはスタート後に一回、高低差20mほどの上り坂を上ってしまえば、21kmまでは少しのアップダウンはあるものの、その後は平坦なコースになります。私も自己ベストを更新できましたので、自己ベストが狙える大会だと思います。一番の強敵は気象状況だけです。

かすみがうらマラソン
私のガーミンデータ(GPS距離):42.46km

横浜マラソン

11月第二日曜日に開催される日本陸連非公認の大会。出走人数25,000人ほどで参加人数は第四位(東京、大阪、NAHAマラソンに次ぐ)。朝8時30分スタートとやや早いので、東京からでも始発に乗らないと間に合わないレベルですが、日帰り参加可能です。

またゼッケンも直前の金・土曜日に受け取りにいかないといけないので、やや手間がかかりますが、関東では2番目の規模の大会なので、EXPOは東京マラソンとおなじくらい盛り上がります。

マラソンコースは、高低差は23m程度で、横浜の中心街、ちょっとした田園風景、そして高速道路を走ることが出来る貴重なコースとなっています。普段車でしか走れない道なので、とても不思議な気持ちになれます。

また、マラソン後にまったりとした後、横浜中華街まですぐ(電車で3駅11分ほど)なので、夕食を食べてから帰宅するのも楽しいですよ。最近の中華街は、2,000円ぐらいから食べ放題を提供するお店が多く最高の一日となる事でしょう。

横浜マラソン
私のガーミンデータ(GPS距離):42.45km

つくばマラソン

11月最終日曜日に開催される日本陸連公認のコース。出走人数15,000人ほどで参加人数は第18位前後。毎年本気ランナーが日本全国から集まる超フラットな自己ベストが良く出る大会です。エントリー(7月上旬)は抽選ではなく先着順で行われ、毎年20分前後で定員締め切りとなります。

つくばマラソンのコースは、平坦なコースが続くので記録的には満足のいくものが出ると思いますが、風景的にはつまらない田園風景です。毎年、ランナー優先の目線で大会を進化させています。

またスタートはウエーブスタート(2018年は5ウエーブ)を実施して、グロスとネットの差を最小限にしてくれてますのでランナーには嬉しい限りです。

参加賞も、かすみがうらマラソンと同じく選択できるようになっていて、2018年は「アームカバー」もしくは「地元名産品」から選べました。

つくばマラソンは、グロスでの記録が欲しいランナーが集まります。参加条件がある大会として有名なのは、大分別府毎日マラソン3時間30分、びわこ毎日マラソン2時間30分などがあります。

その他、3時間30分切りの記録証の提出で、エリート枠としてエントリー出来る愛媛マラソン等もあります。男性ならサブ3.5を達成して、憧れの大会に参加したいですね。

つくばマラソン
私のガーミンGPS距離:42.44km

湘南国際マラソン

毎年12月の第一日曜日に開催される日本陸連非公認の大会。出走人数25,000人で参加人数は第五位。非公認だからこそ出来るのだと思いますが、ネットタイムを公式タイムにしてる数少ないマラソン大会です。

湘南の海沿いとなる国道134号と西湘バイパスを走れる最高のコース、しかも平坦なコースで記録が狙えるとあって、ここ数年すぐに定員に達していました。2017年は1時間で定員締め切り、2018年大会は3時間、そして2019年大会はやや人気が落ちたのか、5/25 20時の開始で4日目の5/28の朝7時過ぎには定員になってました。

マラソンコースは、超フラットで自己ベストが狙える大会として有名ですし、海岸沿いの美しい湘南バイパスを快走出来ます。江の島が折り返し地点になってるのも楽しいですよ。

2019年は12/1(日)に開催されますが、この時期は特に人気大会が集中していて、どの大会にするか迷う時期ですね。例えば2019年の同時期の大会は、関東圏だと11/10(日)横浜マラソン、11/24(日)つくばマラソン、12/8(日)さいたま国際、ハーフだと12/1(日)MINATOシティハーフなどもあります。

湘南国際マラソン
私のガーミンデータ(GPS距離):42.35km