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2019年7月号の「ランナーズ」に掲載された男女別の完走タイム分布図をまとめておきます。国内のマラソン80大会から計算した完走タイムの分布図なので参考になりますね。
2007年開催の第一回東京マラソンが火付け役となり、2011年には大阪マラソンや京都マラソン、2014年 福岡マラソン、2015年 さいたま国際、おかやま、2016年 鹿児島で第一回大会が始まりました。
男性の完走タイム分布図
日本陸連公認の80大会の男性のデータを集計したものです。スマホの方は表を横にしてをご覧下さい。
男性 完走タイム |
割合(%) | 上位からの割合(%) |
2:30以内 | 0.2 | 0.2 |
2:30~2:45 | 0.6 | 0.8 |
2:45~3:00 | 2.3 | 3.1 |
3:00~3:15 | 3.0 | 6.1 |
3:15~3:30 | 5.9 | 12.0 |
3:30~3:45 | 6.2 | 18.2 |
3:45~4:00 | 10.5 | 28.7 |
4:00~4:30 | 17.1 | 45.8 |
4:30~5:00 | 19.4 | 65.2 |
5:00~6:00 | 27.7 | 92.8 |
6:00以上 | 7.1 | 100% |
サブ4で28.7%まあまあ早い方に入り、サブ3.5でランナーの上位12%という事で早いランナーに入ります。もし50代でサブ3.5なら同年代の上位5~8%には入ると思われるのでかなりの運動神経の持ち主という事になります。
女性の完走タイム分布図
次に、日本陸連公認の80大会の女性のデータ集計がこちらです。女性 完走タイム |
割合(%) | 上位からの割合(%) |
2:30以内 | 0.02 | 0.02 |
2:30~2:45 | 0.08 | 0.1 |
2:45~3:00 | 0.3 | 0.4 |
3:00~3:15 | 0.8 | 1.2 |
3:15~3:30 | 1.9 | 3.1 |
3:30~3:45 | 3.1 | 6.2 |
3:45~4:00 | 5.9 | 12.1 |
4:00~4:30 | 14.0 | 26.1 |
4:30~5:00 | 20.3 | 46.4 |
5:00~6:00 | 38.0 | 84.4 |
6:00以上 | 15.6 | 100% |
サブ4.5で26.1%まあまあ早い方に入り、サブ4でランナーの上位12.1%という事で、女性では早いランナーと言えます。
中間タイムと平均タイム
2019年7月号の「ランナーズ」に掲載された国内のマラソン80大会(2018年度分)の中間タイムは、男性4:37’12″ 女性5:06’14″となっています。昨年までは平均タイムで掲載されてましたが、今年は中間タイムで表示されています。簡単に言いますと、中間タイムとは真ん中の順位の人の完走タイムで、平均タイムは全ランナーのタイムを合計して人数で割ったのが平均タイムです。参加人数が多い大会では、大きく違いが出るとは思いませんが、個人的には「平均タイム」を指示します。
まとめ
2018年度に開催されたフルマラソン80大会の完走タイムを男女別に分布図一覧表にしました。人並がご希望なら、男性は4時間37分前後で女性は5時間6分前後です。ちょっと早いと言われたい方は、男性はサブ4(4時間未満)で女性はサブ4.5(4時間30分切り)、めっちゃ早い!と言われたい方は、男性はサブ3.5、女性はサブ4ですね。
また、参加ランナーが一番多いのが40代で次が50代、そして30代と続きます。完走タイムが早いのも40代が一番ですが、30代と50代の平均タイムはどの大会も拮抗しています。
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